玉山鉄二演じる“赤塚不二夫”の突き抜け感がすごい！不二夫を支える衣裳のこだわりに迫る

NHK総合で放送中の玉山鉄二主演ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」(毎週土曜夜8:15-8:45)。

同作は、天才ギャグ漫画家で思いやりがあり、面倒見がいい反面、非常識な行動を繰り返す“ダメな父親”・赤塚不二夫が考える“家族”のあり方を描いていく物語。

6月30日に放送された第1話では、不二夫(玉山)と最初の妻・登茂子(長谷川京子)、2番目の妻・眞知子(比嘉愛未)の不思議な関係性に娘・りえ子(森川葵)からの目線で迫り、破天荒な“赤塚一家”の温かい家族像を見事に描き出した。

SNSでも「期待を裏切らないおもしろさ！」「玉鉄の不二夫、すばらしい！」などと話題に。

演出・伊勢田雅也氏も「かっこいい役ではないが、突き抜けて、弾けた芝居を見せてくれて、新境地を開かれたのではないかと感じるような良さがありました」と手応えを感じるほどの玉山の突き抜けた“赤塚不二夫”の演技や、華を添え不二夫の魅力をさらに引き立たせる優しさと愛に満ちた女性陣の存在が物語を盛り上げた。

また、人気キャラが生まれた情景や、不二夫が生きた1960年代からの世界観を再現したセットや衣裳の数々も見どころ。

今回、若いころから晩年までの不二夫や個性的なキャラクター達の衣裳を担当した、宮本茉莉氏にインタビューを行い、衣裳のポイントやこだわりなどを聞いた。