――原作はまだ続いてますが、続編は考えていらっしゃるのでしょうか?
毎回ドラマをやる時に思っていることですが、先のことは全力でやり遂げた後にあるので、まずはこの作品を全力で走り抜けたいと、そのことだけを考えています。“花晴れ”らしく、それぞれの“自分らしさ”を登場人物たちが自らの手で見つけ出していく姿を描くことに全力を注ぎたいと思っています。
――最終回の見どころを教えてください。
音と晴、天馬、メグリンの4人が最後にどういう答えを出すのか、ということに向けた物語なので、これまで視聴者の皆さんは、ドキドキしたりやきもきしながら見ていただいていたかと思うのですが、皆さんに楽しんでいただける最終回にするべく作り上げていますので、それぞれが出した答えを見届けていただきたいです。
そして、これまでにいろいろと張られた伏線や、近衛の企みがどんな決着をするのか、晴とお父さんの関係や、天馬と利恵の関係など、親子の関係のゴールも描かれています。原作の流れにドラマオリジナルの要素も付け加えている部分があります。
皆がそれぞれ、最終回に向けてどう演じようかと台本を手にして悩みながら、精一杯挑みましたので、最後の最後まで見逃さずに楽しんでいただければと思います。
■6月26日(火)放送の最終回あらすじ
音(杉咲)への気持ちを断ち切れない晴(平野)は、父・巌(滝藤)の提案で音の婚約者で桃乃園学院の生徒会長である天馬(中川)との武道大会で勝負をすることに。
英徳学園と桃乃園の戦いであると同時に、音をめぐる“愛とプライド”を賭けたぶつかり合いに、音は複雑ながらも天馬の応援席へ。
試合当日、晴は天馬に柔道で秒殺され、右手首を負傷してしまう。
一方、天馬は音を襲撃した英徳狩りの首謀者が近衛(嘉島陸)だと知り衝撃を受ける。
晴と天馬による“恋の決闘”の行方は、そして、音、晴、天馬、メグリンが下した“自分らしく生きる”ための決断とは!?
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