物語は1971年にさかのぼり、横須賀港で繰り広げられる米原子力潜水艦寄港反対デモでの機動隊と学生による激しい攻防戦から始まる。学生運動の中心人物の一人である青年が47年の時を経て白骨遺体で発見され、百合(吉田羊)率いる捜査一課の再捜査が開始する。
三浦友和演じる捜査一課のボス・本木が頼りにする元公安刑事であり、現在は警察学校の教員を務める杉崎雄一を橋爪功が演じ、47年前の若者たちが熱を帯びた時代について語る。
橋爪は「物語の舞台になっている1970年代は、私にとっても青春真っ只中。いろいろなことを思い出し、懐かしい気持ちになりました」とコメント。
また、学生運動に人生をささげるも葛藤する青年・橋本誠司役に吉村界人。ほか、佐藤玲、堀井新太、上杉柊平、前川泰之、奥貫薫、市毛良枝、篠田三郎、津嘉山正種が出演する。
吉村は「僕が演じた橋本は、確固たる何かが自分の中でつかみきれなくて、迷っている人物で、自分ももし1970年代に生きていたら、同じように迷っていただろうなと共感できました。この時代の一人一人がしっかり目的を持って生き、熱を持っている、その感じが好きでした」と演じた青年役について語った。
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