“朝ドラ”ことNHK連続テレビ小説のヒロインに抜擢された女優は、一躍注目度が高まりトップスターの仲間入りをする。だが、ヒロイン以外の役柄で話題を集め、大きくジャンプアップするケースも増えている。
例えばこの夏にスタートするドラマ、「健康で文化的な最低限度の生活」(7月17日スタート、毎週火曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:14、フジテレビ系)の吉岡里帆、「この世界の片隅に」(7月15日スタート、毎週日曜夜9:00-9:54※初回は25分拡大、TBS系)の松本穂香。
それぞれ局の看板である夜9時台ドラマを任された2人はともに、連続テレビ小説出演を機に大きく飛躍を果たした。といっても彼女たち、“朝ドラヒロイン”は経験していない。
吉岡は「あさが来た」(2015-2016年)の後半、ヒロイン・あさ(波瑠)の娘・千代(小芝風花)の友人・宜(のぶ)として登場し、のちにあさの会社経営に大きくかかわった。
松本は「ひよっこ」(2017年)のヒロイン・みね子(有村架純)が最初の就職先で出会ったちょっとドンくさい友人・澄子を演じ、2人とも大きなメガネがよく似合う“メガネ美少女”として大きな注目を浴びた。
そんな、ヒロイン以外の役柄で輝きを放ってステップアップする注目女優はほかにもいる。なかでも現在高い注目を浴びているのが、ヒロインの親友役を演じた4人の女優、「ひよっこ」(2017年)の佐久間由衣、「わろてんか」(2017-2018年)の広瀬アリス、そして放送中の「半分、青い。」(ともにNHK総合ほか)の清野菜名と奈緒だ。
実はこの4人、1994年度生まれの同学年世代。彼女たちの朝ドラでの活躍と、その後の主な出演作をチェックする。
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