そんな“一触即発”シーンを演じた鈴木と高梨、近藤だが、公式Instagramで公開されたのは3人がコミカルな表情を浮かべたオフショット。「ケンカはやめてくいやんせ!からの・・・ごきげんよう♪」のコメントとともに、吉之助の両袖を引っ張り合うお虎&ふきという画像と、右手を挙げて“ごきげんよう”ポーズを取る3人の画像という2枚が公開された。
じつはこの3人、連続テレビ小説「花子とアン」(2014年、NHK総合ほか)でも共演している。「西郷どん」と同じく中園ミホ氏が脚本を手掛けた「花子とアン」で、鈴木はヒロイン・花子(はな・吉高由里子)の夫・村岡英治を、高梨は花子の女学校時代の同級生・醍醐亜矢子を演じ、近藤は女学校の先輩・白鳥かをる子役で出演したのだ。
「花子とアン」で高梨は、毎回のように違うリボンを髪に飾って登場し、一気に知名度を全国区に広げた。「女性が洋装でリボンをしないのは、着物で帯を締めないのと同じ」と持論を展開し、帽子のように大きなレースのリボンで登場する姿は話題をさらい、朝ドラファンから“リボンの醍醐さん”と親しまれる存在に。
一方の近藤も、誰よりも言葉遣いや上下関係に厳しい先輩として、花子の甲州弁を徹底的に直させるなど、女学校時代に華を添えた。花子の卒業時には、自分自身も山梨出身であることを明かし、突然甲州弁をしゃべり出して反響を呼んだ。ちなみに「ごきげんよう」とは、「花子とアン」のナレーション・美輪明宏が毎日の締めくくりに口にしていた決め台詞。
「花子とアン」色満載のこの投稿に、SNSではファンから「待ってました!」「懐かしくて泣ける」「大好きな3人!」「嬉しい!」「せっかくだからふきどん、リボンもつけてほしかったな~」など「花子とアン」を懐かしむ声が殺到。
「西郷どん」にはこのほか、花子の妹・かよ役だった黒木華や栄治の弟・郁弥を演じた町田啓太らも出演していることから、「かよちゃんもぜひ!」「郁弥さんともお願いします!」といった“リクエスト”も寄せられている。
次回7月22日(日)放送の「西郷どん」では、長州の過激派が兵を挙げて、京に押し寄せようとする中、一橋慶喜(松田翔太)は長州を討つ準備を進めていた。そんな時、長州の行く末に危機感を抱いた桂小五郎(玉山鉄二)が、吉之助(鈴木亮平)と接触し慶喜との会談を求める。吉之助は桂を信用し慶喜に長州との戦を避けよと提案するが、慶喜暗殺を目論む「人斬り半次郎」と呼ばれる薩摩藩士(大野拓朗)の存在を耳にする。そんな時、長州藩士が集結する池田屋を新撰組が襲撃。事態は急変する。 というストーリーが描かれる。
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