<半分、青い。>ユーコ、ボクテとの“永遠の友情”にファン感動!「鈴愛を大事に思う気持ち伝わった」

2018/08/10 06:56 配信

ドラマ

ユーコが明かしていた看護師の夢


第113回(8月10日放送)シーンより。ユーコの悩みを聞いた鈴愛。2人の友情のゆびきり(C)NHK


一方、ボクテが秋風塾を去ったあとも鈴愛とともに切磋琢磨を続けたユーコは、第68回(6月19日放送)で「ほんとは看護婦さんになりたかった」と告白している。小学生のときにケガで入院し、看護師が優しく接してくれたことが嬉しかった、と。この頃、ユーコも親との間に深い確執を抱えており、「人に甘えるのってこんなに気持ちいいんだって思った。安心した」と秘めた思いを明かした。

一度はデビューし、漫画「5分待って」で連載も持ったものの、漫画を描いてばかりの日々に疲れ果てたユーコは結婚。第70回(6月」21日放送)で秋風に「ダメな人間と思われてもいい。私はもう、苦しい。ラクしたい」と涙ながらに漫画家引退の意思を伝えたシーンは、大きな感動を呼んだ。

涼次は「ただの甘いだけの男」!


濃密な修行時代を経て、それぞれにつらい時期も乗り越えた3人。その絆は、梟会とはまた違った強いつながりとなって鈴愛を支えている。

夏虫の駅で律のプロポーズを断ってしまって後悔する鈴愛の愚痴をたっぷり聞き、鈴愛が苦しいスランプに陥ったときにはアシスタント作業を引き受け、漫画家をやめて新しい一歩を踏み出したときにもそばにいた。

その後も3人の交流は続く。第88回(7月12日放送)では、涼次(間宮祥太朗)との結婚に「声が素敵。青く透き通るような声なの。夏のソーダ水みたいな」と浮かれる鈴愛には、「ソーダ水なんか、気が抜けたらただの砂糖水よ」(ユーコ)、「ただの甘いだけの男ね」(ボクテ)。

思いつきのように結婚を決めた鈴愛をチクリと皮肉りつつも、鈴愛の娘・花野の1歳の誕生日にはプレゼントを持って訪れ、「この子はいつまでたっても甘えん坊さんや」(ユーコ)、「カンちゃんのお誕生日に、僕たちの永遠の友情を誓う」(ボクテ)と鈴愛をぎゅっと抱きしめた。