「福田監督は、真面目な役では絶対に呼んでくれない」戸塚純貴が語るドラマ「銀魂2」の魅力

2018/08/18 08:00 配信

ドラマ

撮影中よく話していたのは柳楽優弥だと明かす


――去年のドラマ版出演から、今年は満を持して映画へ出演となりましたが、「銀魂2」への出演が決まったときの感想をお聞かせください。

去年の「銀魂 -ミツバ篇-」は撮影の12時間前に出演が決まったのですが、今回は事前に正式にオファーをいただきました(笑)。 動乱篇をやるという話を聞いて、動乱篇といえば、山崎退がとてもよい役で登場する話だったので、気持ちが高ぶりました。

そして、動乱篇はコメディーじゃない要素も非常に多い話なので、福田さんに僕の真面目な部分を知ってもらえると思って気合が入りましたね。福田組には何作か出演させていただいておりますが、真面目な役では絶対に呼んでくれないんです。

――福田監督とご一緒されていかがでしたか?

今回はコメディーではない部分で福田監督の気持ちを動かしたいなっていう思いがありました。そこがこの「銀魂2」で一番不安だった部分でもあったので、福田監督に伝わっていたらいいなと思います!

――山崎退を演じる上でのこだわり、意識していることはありますか?

もともと銀魂をずっと読んでいて、その中でも山崎退が好きなので、彼の声色やしぐさ、みんなとは違うリアクションを取る部分や1人でいるところなど、細かい特徴は原作から投影しようと思って演じています。山崎だったらこうするっていうのがすぐに浮かんでくるので、その部分は意識しました。監督からお芝居の演出指導はありましたけど、キャラクターの部分は任せていただきました。

――撮影現場の雰囲気やキャストとの関わりはいかがでしたか?

福田組は本当に仲がよく、笑いが耐えないです。撮影中よく話していたのは柳楽(優弥)くんです。(柳楽演じる)土方十四郎は山崎退の直属の上司で、一緒にいる時間が多かったので。あとは音楽の趣味が合うんです。洋楽のHip-Hop、ブラックミュージックが好きで、休憩時間は1つのイヤホンを片耳ずつつけて同じ音楽を聴いていたので、まわりのスタッフさんたちに笑われていました(笑)。