10月19日(金)より、自身のライフワークともいえるコンサート「REON JACK3」を開催する柚希礼音。宝塚歌劇団を退団後、さまざまな作品に出演し女優として精力的に活躍する柚希は、毎年自身が得意とするダンスや歌を中心としたソロコンサートを行い、幅広いジャンルのダンスに挑戦してきた。
そんな柚希にインタビューを敢行。後編では、退団後の心境の変化、さらに来年芸歴20周年を迎えるにあたってのプランなどを聞いた。
──ダンサー・柚希礼音として、今どのように進化されていますか?
ミュージカルなどで、「REON JACK」ほど踊ることってなかなかないんです。レッスンに通ったりはしていますが、日々踊り続けている方々と対等に踊るために、ダンサーの体を作り直さねばと思っています。
宝塚ではお芝居に加えてショーもあったので常に踊っていたのですが、今はその機会がないので、コンサートでたくさん踊るというのは、来てくださる方にも自分自身にとっても満足できることになるだろうと思っています。
──宝塚を退団して、リフトを“される”ことには慣れましたか? また、リフトを“していた”経験は役に立っていますか?
申し訳なさでいっぱいです(笑)。男役としてリフトをしていた経験は役に立っていますね。
「重いからごめん、ごめん!」って遠慮している方が重いってことを分かっているので、「すみません! すみません! でもやります!!」って勢いでやったほうがいいとか、こういうところをつかんだ方がいいとか、男役をしていたからこそ分かることもあります。
でもロペスさんがするような、すごいリフトはしたことがないので…(笑)、今回もできればと思っています。
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