怖がらずに挑戦していこう
──来年で芸歴20年を迎えられますが、どのような年にされたいですか?
宝塚で初舞台を踏んでから20年なのですが、途中で女優1年生みたいになったのであまり20周年感がないんですよね。
でも節目の年を迎えるにあたり、こうして続けてこられたのは応援してくださる皆さまが本当にどんな時も温かく見守ってくださったおかげだなとあらためて感じています。
来年は日ごろの感謝を込めて、皆さんが見てみたいと思うことや自分でちょっと無理かもと思うことにもあえて挑戦していこうと考えています。
今までとは違うような1年になるかもしれませんが、そこから次につながっていく想像ができるような年にしたいと考えているので、楽しみにしていただければと思います。
──宝塚を退団していろんなことにチャレンジされていますが、あらためて「REON JACK2」から「REON JACK3」の間を振り返ってみていかがでしょうか?
「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」(2017年)から、退団後さらに自分が変わったと感じました。この作品で「こうじゃないといけない」ということはないなと実感したんです。作品のテーマや自分が今まで演じたことのないような挑戦することで、たくさんのことを学び、何かが吹っ切れたような…。
そして、「マタ・ハリ」(2018年)でますます殻を破ることができたと思います。「マタ・ハリ」は宝塚でいうと「THE SCARLET PIMPERNEL」(2008年、宝塚星組) [※]のショーヴランに出会ったときのような感覚だったんです。
とても怖くて、これをやることによってお客様にどう思われるかなと不安な自分もいたのですが、思いきり悩み、挑んでいれば皆様ちゃんとわかってくださると。結果の先に評価していただけることがあるんだなと。「マタ・ハリ」がきっかけでいろんなものを怖がらずに挑戦していこうと思えました。
そのあとの「─『ZEROTOPIA』」では、立ち回りや回し蹴りをするようなキャラクターだと自分で思っていた私が、守られたりする女性を演じることで、新しいことを勉強できました。
そんな3作品を経ての「REON JACK3」なので、いろんなことを勉強し、ちょっとだけ一歩を踏み出した自分が、今どういうことをしたいのか考えるきっかけになりました。
[※]柚希が二番手に抜てきされた作品。主人公の敵役を見事に演じ切り、好評を得た。
10月19日(金)~10月21(日) 東京国際フォーラムホールC
11月8日(木)~11月11日(日) 梅田芸術劇場メインホール
音楽プロデューサー:本間昭光
出演:柚希礼音/大貫勇輔、大村俊介(SHUN)、YOSHIE、クリスティアン・ロペスほか
柚希礼音ミニアルバム『R ing』
9月26日(水)発売
収録曲:M1.アラート、M2.幸せの見つけ方、M3.Blue forever、M4.道
※東京・渋谷、大阪・心斎橋にてお渡し会を実施。
東京・渋谷:http://www.hmv.co.jp/store/event/34487/
大阪・心斎橋:http://www.hmv.co.jp/store/event/34488/
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