阿部サダヲ、吉岡里帆に「死にそうになったの、見てましたよね?」

2018/08/23 06:05 配信

芸能一般

「まず自分の命を優先にした」


俳優の阿部サダヲが、22日に都内で開催された映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日(金)公開)「音量爆上げ!完成披露試写会」に、共演した吉岡里帆千葉雄大ふせえり松尾スズキ、そしてメガホンを取った三木聡監督とともに出席した。

本作は、声帯にドーピングを行うことで驚異的な歌声を手にしたロックスター・シン(阿部)と、ストリートミュージシャンで声が異常に小さいヒロイン・ふうか(吉岡)らの姿を描くハイテンション・ロック・コメディ。

阿部は「撮影初日に、いきなり溺れて死にかけまして。あ、この現場はたぶん、自分で命を守らなきゃいけないんだなって。それに気づいてからは、まず自分の命を優先にした。あとは三木さんのワールドのことを考えるようになったので、それはよかった」と回想。

「死にそうになったの、見てましたよね?隣でね?こうやって人って死ぬんだなって思ったでしょ?」と吉岡に問いかけると、吉岡は「そばでサポートしないといけないって思いました」と白い歯を見せた。

阿部サダヲ、三木監督のムチャぶりに死にかけること幾度


阿部が死にかけたシーンでは、大量の雨を降らしていたそうで、三木監督は「阿部さんの顔が面白かったので、しばらくカットをかけなかった」とニヤリ。阿部は「ずっと口をあいてろと言われたので、口をあいていたら、まさか降ってくるものに溺れるとは思っていなかった。海とかだったらわかるけど、降ってくる雨に溺れて死ぬっていうのは初めての経験。死んでないんだけど(笑)」とも。

なんと阿部は、これが本作で二回目の死にかけシーンだったとのこと。クランクイン前を「石膏で固められたことがあって」と振り返った阿部は、「それも口あいてろって言われたので、口あいてたら、石膏が口の中に入ってきますよね。これは死んだと思って(笑)」と話し、これには吉岡や千葉も笑いを堪え切れずにいた。

爆音!爆上げ!ハイテンション・ロック・コメディ「音量を上げろタコ!―」は10月12日(金)公開