昨夏NHK Eテレで放送された「落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~」が、新シリーズになって9月3日(月)・10日(月)・17日(月)・24日(月)に放送される(全4回、夜11:00-11:30)。前回同様、芸能界随一の落語マニア・東出昌大と飛ぶ鳥落とす勢いの真打の落語家・春風亭一之輔、いま注目の二ツ目の柳亭小痴楽、柳家わさび、立川吉笑が、古典落語の魅力を語り合う。
「ザテレビジョン」では小痴楽、わさび、吉笑にインタビューを行い、出演した感想や真打に向けての目標などを聞いた。
――昨年に引き続きの出演になりますが、今回の収録はいかがでしたか?
小痴楽:僕は「明烏(あけがらす)」をやったのですが、一之輔兄さんに見られていたので、異常に緊張しました。人がやっている時は笑っていられるけど、いざ自分の番になるとやりづらいですね(苦笑)。
吉笑:なかなかこういう番組はないので、終わった後、すごく稽古をしたいなという気持ちになりました。
小痴楽:聞いた噺をやりたくなるよね。知らない噺を聞くと勉強になるし、その噺に対するいろいろな人の意見が聞けるので楽しいです。僕は古典しかやらないので、新作をやるお2人の古典の見方とか聞けるのも面白かったです。その日だけは、「ちゃんとやらなきゃ!」という気になりました(笑)。
吉笑:そうですね(笑)。人の噺を聞くのもすごく勉強になるし、東出さんの方が自分たちより詳しかったりもするので、頑張らなきゃという気持ちになりました。
わさび:今回は「粗忽長屋(そこつながや)」をやったのですが、一之輔師匠がいらっしゃいましたし、2回目でしたが緊張しました。
――トークの部分はいかがでしたか?
わさび:こういうトークって私自身初めてでしたし、あまりテレビで機会がないのでありがたいですね。われわれ以外の噺家さんがこれを聞いて「何を言っているんだ、わさびは!」と思われるかもしれませんが、自分がやってきたことや思っていることを素直な気持ちで語るようにしました。
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