ドラマに映画にCMにと引っ張りだこの女優・芳根京子が、北海道テレビ(HTB)の開局50周年を記念し、2019年3月に放送予定の連続ドラマ「チャンネルはそのまま!」で主演を務めることが分かった。
同ドラマは、札幌のローカルテレビ局を舞台に謎の採用枠“バカ枠”で入社しながら、不思議なパワーを持つ新入社員、雪丸花子(芳根)が、デキる同期・山根や上司ら、周囲のテレビマンたちを巻き込みながら繰り広げる騒々しい日々を描いた痛快コメディー。
原作は、2008~2013年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載され、その後単行本にもなった札幌在住の漫画家・佐々木倫子による同名漫画だ。
発行された単行本全6巻は、シリーズ累計発行部数100万部を突破した話題作が、「ローカルテレビの裏側がリアル過ぎる」と大きな注目を集めた。
漫画のモデルとなったHTBが、社屋をそのまま舞台に使って自ら制作するという前代未聞のドラマとなる。
そんな意欲作で、芳根は個性的で魅力的な主人公の新人記者・雪丸花子を演じる。
2013年に女優デビューして以来、連続テレビ小説「べっぴんさん」(2016-17年、NHK総合ほか)のヒロイン・すみれ役をはじめ、2018年には“月9”ドラマ「海月姫」(フジテレビ系)で主演を務め、現在放送中の「高嶺の花」(日本テレビ系)ではヒロインの妹役など、メイン級を立て続けに好演。
7日には土屋太鳳とのW主演映画「累 -かさね-」も公開を迎え、“闇深い”演技が既に大きな反響を呼んでいる。
そんな芳根は、主演に当たって2018年7月には、実際にHTBにも足を運び、ニュース制作の現場やスタジオの生放送など局内の隅々まで見て回り、役作りに努めたのだそう。
本作への出演について、芳根は「花子が育った北海道で実際に撮影できるので、豊かなみどりや明るくにぎやかなスタッフさんたちに囲まれながら、おいしい空気や食べ物をたっくさん吸収して、濃ゆい花子の人生をスキップで進んでいきたいです」とポジティブにコメントしている。
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