そんな第35回の放送後、「西郷どん」公式Instagramは、お龍の壮絶な表情をとらえた画像、そして、龍馬役・小栗と水川の幸せそうなオフショットを公開した。ファンからは「泣ける…」「お龍、せつないね」「お龍のいちずな思いが胸に迫ってきた」など、2人の恋の結末を悲しむ声も。
「うちはもう、あの人と死ぬまで一緒にいてるて決めてるんや。どんな危ない目に遭うたかてかましまへん」と、龍馬への愛情を隠そうともしなかったお龍。その龍馬とはもう、言葉を交わすことも姿を目にすることさえできなくなってしまった。お龍は吉之助に「何が新しい時代や。こんなことになるなら、そんなもん来んでもええ!」とやるせない思いをぶつけ、背を向けた。
龍馬暗殺と前後して、吉之助は“戦の鬼”へと変貌していく。
ドラマ公式サイトでは、鈴木の「坂本さぁのことは、人として大好きなんです。吉之助はもともと『戦をせずとも道がある』と模索していましたし、彼の意見はよく分かるけれど、それでは国は動かない段階に来ている。悲しいけれど、『武力で徳川を討つ』ことはもう譲れません」というコメントが紹介されている。
戦の鬼となった吉之助は、23日放送の第36回「慶喜の首」で「鳥羽伏見の戦い」に乗り出す。旧幕府軍と新政府軍による戦闘だ。岩倉(笑福亭鶴瓶)が仕掛けた「錦の御旗」で、戦は新政府軍が一気に優勢となるが、信吾(錦戸亮)が銃弾に倒れる。朝敵となることに恐れおののく慶喜(松田翔太)は、あろうことか味方の兵を置き去りに、密かに大坂城を抜け出し江戸へ逃亡する。吉之助(鈴木亮平)は慶喜追討の勅命を受け、東征軍の参謀として兵を江戸へ進める。
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