鈴木おさむ、舞台成功の鍵は「川栄李奈の中の“おじさん”を捨てれば…」

2018/10/04 20:31 配信

芸能一般

作・演出を務めた鈴木おさむ(写真右端)は「女性が見に来て、絶対に泣けるラブストーリーを作ろうと思った」とコメント


廣瀬智紀川栄李奈がW主演を務める舞台「カレフォン」が10月4日に初日を迎え、囲み取材が行われた。

廣瀬は「1カ月みっちり稽古してきた。自分たちがどれだけこの世界観をお届けできるか。ワクワクとドキドキでいっぱい」と初日を迎えることへの意気込み。

川栄は「(キャストが)5人しかいないので、みんなで意見を言い合ったり、表情が分からなかったらやましげ(山崎樹範)さんがやってくれたり、和気あいあいと、かつ団結しながらできた。それが皆さんに伝われば」と、稽古を振り返りながらチームワークの良さを強調した。

何をやってもうまくいかない日々を過ごす派遣OL・茜役の川栄李奈(写真中央)と、2年前に病死した茜の元カレ・駿役の廣瀬智紀(写真右)、茜に好意を寄せる桐生陸役の戸塚純貴


作・演出を手掛けた鈴木おさむは、「女性が見に来て、絶対に泣けるラブストーリーを作ろうと思った。昨日もリハーサルをやり、女性スタッフがかなり爆泣きしている様子を見て、これはいけるんじゃないかなと感じている。恋愛でキュンとするシーンもたくさんある」と手ごたえを感じている様子。

初めて同じ作品に関わることになった川栄については「こう見えて、意外と心の中に“おじさん”が住んでいることが分かった。その“おじさん”を捨てて、思いっきり恋愛をやっていただけたら大成功するのでは」と突然の暴露。

川栄は爆笑しながらも「今回のキャスト、男性が女性っぽくて、女性二人が男っぽいところがある。逆にバランスがいいなって思っている」と、独特な持論を展開した。

また、物語の内容に掛けた「古い携帯電話やスマホは捨てるか?」という質問では、男性陣が「捨てられない」と答え、女性二人は「すぐ捨てる」「ポイっと」と返答。川栄は「だから(女性二人の方が)男っぽいんですよ」と語り、鈴木は「女々しいわけではない。思い出に浸りたいんです」と言い返していた。

【写真を見る】出演者は5人のみだが、それを逆手に取った演出など楽しめる内容となっている


最後に、廣瀬が「舞台を見に来てくれた方が、存分に泣いて笑って、明日からの活力の一歩になれば」とアピール。来場を呼び掛け、会見を締めくくった。

会見には桐生陸役の戸塚純貴、茜の同僚・花田裕美役の柳美稀、嫌みな上司・玉木健一役の山崎樹範も出席。同公演は、東京を皮切りに全国7都市で上演される。