千葉雄大「バンドを組んでみたい!(笑)」阿部サダヲ&吉岡里帆から刺激

2018/10/05 08:05 配信

映画 インタビュー

不敵な笑みを浮かべてくれた千葉雄大


妥協しない監督


――三木監督はどんな方でしたか?

すごく優しい方だなと思いました。優しさにも、人当たりのいい優しさなどいろいろあると思いますが、監督はそんなにお話される方ではないんです。

その分、僕たちのお芝居や技術系のタイミングにしても、すごくこだわってくれて。監督の中ではもしかしたらそうか分からないですけど、妥協せずに撮ってくださるのはうれしかったですね。

――ちなみに、坂口の軸は「野心家」で、自分にもそういった部分があるとおっしゃっていましたが、どのような部分ですか?

今までは言わない方だと思っていたんですけど、やりたいことは口に出していますね。あと作品は出会いなので、「待つ」ということも大事にしていて。

例えば、ある作品が決まっているけど、後からお話を頂いた作品が良かったりすることもある。頂いたものを何でもやるということも大事にしつつも、より良い作品に出られるのを狙っています。

あと、自分ではよく分かんないですけど、周りの役者さんたちと話をすると、「特殊だよね」ってよく言われるんです。

一番新しく言われたそういう系の言葉だと、「目が死んでいるのに、笑っているのが、いるだけで気持ち悪い」と。褒め言葉として受け取ったんですけどね(苦笑)。

でも、今回みたいな多面性のある役は面白いし、どんどんやっていきたいですね。

――L’Arc~en~CielのHYDEさんや、あいみょんさん、never young beach、橋本絵莉子さんが楽曲を提供されて、さまざまなアーティストが出演されている本作。音楽好きな千葉さんから見た見どころは?

共通してロックですが、アーティストのジャンルがすごく幅広いので、その幅がすごく面白いと思いますね。