内野聖陽「テレビ東京さん、力入ってますね」主演作に感慨

「テレビ東京さん、力入ってますね」

本作を「すごく元気をもらえる作品」と話す内野は、「“テレビ東京さん、力入ってますね”っていうぐらい、なかなかここまでドラマ作りを真摯(しんし)に取り組むことってないと思うんです。この作品は、本当に贅沢な作品となっています。また、キャストの皆さんが本当に名優、名女優ぞろいで僕はそれに助けられて演じました。本当に味わい深い作品です」と語った。

また、檀は「濃密で濃厚で深い味わいのあるそんなドラマに仕上がったと思います。演じていてももちろん楽しかったですが、できあがった作品を見て、“あぁ、なんてすてきなドラマに出演することができたんだろう”と。本当にうれしい1本に出合えました」とコメント。

西田は、「物を作るということの楽しさ、思いっていうものが2時間に凝縮されて描かれたドラマだと思いますね。私たち俳優もどっちかというと楽しい作品を皆さんにお届けして、安らいでいただきたいみたいな気持ちで芝居をやります。萬治郎もみんなにおいしいウイスキーを飲んでいただいて、楽しい気分になってもらいたいっていう思いの中では、共通の志を持っていたんじゃないかなと思い、とても尊敬に値するという感じがしました」と語った。

明治、大正、昭和という3時代を描くため、非常に早い展開で描かれるが、それを踏まえ内野は「かなりビビットに演じたほうがいいのかなと思った」と演技についても触れ、最後に優しい眼差しで「萬治郎の突進力に敬意を評している」と話し、会見を締めくくった。