同放送回が最後の登場となった天璋院と幾島。成長を遂げた天璋院が老いた幾島と、互いを支え合いながら去る背中は、美しく、そして少しの切なさも見える名シーンとなった。
9月27日に行われた試写会で、南野は「持ちつ持たれつ、娘のような教え子に手を引かれていく姿で、いい関係を伝えられたらいいなと思って、北川さんにグッともたれかかりました」と撮影時の心境を語る。
さらに、「最初のころから何度も篤姫の手を取ってるんですよね。こんなに女同士で手を握ることってあるかな? っていうくらいずっと握ってきたんです。だから、最後のシーンでも、熱が行き来できたような感じがして、なんだかうれしかったです」と感慨深げに振り返った。
一方で、鈴木は同放送回の意外な裏話を披露。居眠りをするシーンについて、鈴木は「つかの間の休息をどのように見せられるかと監督と話し合いました」と思案していたという。
しかし、「現場に行ったら、二宮尊徳先生の本などがたくさん積まれている中に、僕の写真集とかが置かれてて…その横には北川景子ちゃんの20歳くらいの写真集があって、それを見て和みました(笑)。南野陽子さんのもあったんですよ」とリハーサルでスタッフの心意気に驚かされたことを明かし、南野と笑い合っていた。
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