――ご自身の役柄についての印象や、演じる上で楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えてください。
真一はすごく生真面目で誠実で、そしてあまり感情表現を表に出すことのない男です。
一見分かりにくい性格なので、周りから誤解されるところもありますが、内に秘めた愛情や、仕事に対する責任感や義理堅さを人一倍持っている男だと思っています。
――収録に参加されてみて、現場の印象は?
安藤サクラさんと共演するのは今回が初めてで、実際にお会いするまでは神秘的なイメージを抱いていました。
でもいざ衣装をまとってせりふを言ったとたんに、まさに『福ちゃんだ!』と感じ、劇中で彼女をしっかり守っていかなければならないと素直に思えたんです。
真一の妻・咲の事を福ちゃんが「咲ねえちゃん」と呼ぶ声がすごく好きで、ずっと耳に残っています(笑)。
――読者の方々へメッセージをお願いします。
現代人なら恐らく一度は食べたことのあるインスタントラーメンがどうやって完成したのか、その過程が描かれているので本当に面白く見ていただけると思います。
試行錯誤しながらいろいろなことに挑戦していく萬平とそれを必死に支えている福子、そしてその周りの人間が協力し合い、ついにはインスタントラーメンを開発するストーリー展開となりますので、楽しく見守っていただきたいです。
真一にもいろいろなことが待ち受けていますし、あまり感情を出さない彼がこれからどうなっていくのか、人間的な成長も楽しんでいただけたらと思います。
福子の目の前で、萬平が突然現れた憲兵隊に連れ去られた。萬平の会社の共同経営者・加地谷(片岡愛之助)によると、軍からの支給品を闇業者に横流ししたという容疑がかけられたとのことだった。
全く心当たりのない容疑を否認し続ける萬平に、拷問のような取り調べが続けられる。福子は萬平を救おうと奔走。
萬平の親友と自称していた世良(桐谷健太)には手のひらを返されるが、そのつながりを使って、大阪経済界の重鎮・三田村(橋爪功)に直訴する。
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