10月21日(日)の放送の第39回から、大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)が最終章“明治編”に突入する。
“明治編”では、鈴木亮平が演じる主人公の吉之助が隆盛と名前を変え、まげを落とし、時代は明治へと移り変わる。
第39回では、隠居して薩摩で平穏な日々を過ごしていた隆盛が、奄美大島(あまみおおしま)から9歳になる息子・菊次郎(城桧吏)を引き取る。
菊次郎は、隆盛と島流しされた先の奄美大島で出会った二人目の妻・愛加那(二階堂ふみ)との間に生まれた子どもで、薩摩の西郷家ではなかなか心を開けない。
複雑な気持ちを抱える菊次郎を、大河ドラマ初出演となる城はどのように演じたのか、インタビューで聞いた。
――菊次郎役として、「西郷どん」に出演が決まった時の心境をお聞かせください。
初めての大河ドラマ出演なので、決まった時はとても緊張しました。でも、現場に行ったらすっごく楽しくて、皆さんがとても優しくて居心地がよかったです。
菊次郎については、どこかで聞いたことがあった気がするんですけど、ちゃんと知らなかったです。演じてみて菊次郎の人生がどういうものか分かってきて、歴史って面白いなと思いました。
――菊次郎との共通点はありましたか?
僕に似ているところはあんまりないです。
僕はお母さんの元から離れるのは寂しくて嫌だけど、菊次郎は不安でも行くと決めたのがすごいなって思いました。
――奄美大島に行ったことはありますか?
まだ行ったことはないです。
奄美ことば指導の先生が、奄美の海の映像を見せてくれて、「西郷どん」のオープニング映像でも奄美が出てきて、きれいな場所なのですごく行ってみたいです。
――父親役の鈴木さんとは何かお話されましたか?
鈴木さんは、男らしくて強そうで、とてもかっこいいんです。撮影の時は、父上への語りかけ方とかの演技のアドバイスをもらいました。
――奄美大島から薩摩に行くことになる役ですが、その時の気持ちはどうでしたか?
ドキドキしていたけど、お母さん(愛加那)が糸さんに「立派な薩摩の男にしてください」って言ったのを聞いて、僕も「あ、行かなくちゃいけなんだな」と思いました。
緊張しつつ、お母さんに言われたから行くと決めたっていう感じでした。
――黒木華さんと二階堂ふみさんの印象はいかがでしたか?
お2人とも明るくて優しくて、一緒に手遊びをやったりしてくれました!
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