――主人公の吉之助を演じている鈴木亮平さんの印象はいかがですか?
クランクインしてすぐに、亮平さんが「なにか分からないことや言いたいことがあったら、後から入ってきたことを全然遠慮せずに何でも言ってください」みたいなことをおっしゃってくださって。それがすごく心強くて、今も支えになっています。
――AKB48、NGT48のメンバーや、ファンの方からも何か声をかけられたりしましたか?
はい! 見た感想を言ってくれることは多いです。ただ、メンバーにもファンの方にも、「赤ちゃんの抱っこの仕方が下手くそ」って言われてしまいました(笑)。
自分でも放送を見てみて、「確かに」って思いましたね。今まで赤ちゃんと接する機会がほとんどなかったので、ちょっと慣れていない感があって、猛反省しました。
――アイドルの仕事と大河での演技の両立は大変ではなかったですか?
そうですね。切り替えは大変でした。
確かに大変ではありましたが、カツラと衣装を着るとすんなり入っていけるので、現代のドラマと違って入りやすいような気がします。
――この大河ドラマ出演で演技への意識が変わった部分もあったんでしょうか。
私が大河に出させていただいていいのかっていう不安は、今も常に抱いています。
最初はものすごく緊張したんですけど、すてきなキャストの方々とご一緒させていただけて、現場がすごく楽しみで、楽しいなって思えることが自分の中では大きな変化かなと思います。
――では、最後に「西郷どん」も最終章に入ります。それに向けて、園としての見どころを教えてください。
吉二郎さんが一緒にいる時の西郷家の中では、園はかなり控えめで、吉二郎さんに同意するくらいしかしていませんでした。でも吉二郎さんが亡くなって、かなり園が頼もしくなっています。
子供たちも増えて大きくなって、たまに他の人の子どもの面倒を見たりもしていて、すごくたくましくなっていますし、安心して見れる園になっていると思います。
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