篠原涼子「人魚の眠る家」出演の決め手は夫・市村正親の言葉だった

2018/10/30 23:02 配信

映画

舞台あいさつに登壇した堤幸彦監督、田中泯、坂口健太郎、篠原涼子、西島秀俊、川栄李奈、山口紗弥加(左から)(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会

映画「人魚の眠る家」の東京国際映画祭ワールドプレミア・レッドカーペットイベントが10月29日に都内で行われ、主演の篠原涼子をはじめ、西島秀俊坂口健太郎川栄李奈山口紗弥加田中泯堤幸彦監督らが登壇した。

本作は、東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた同名ミステリー小説を実写化したもの。

プールで溺れて意識不明となり、回復の見込みのないわが子を生かし続けるか死を受け入れるかという、究極の選択を迫られる播磨薫子(篠原)と、夫の和昌(西島)ら夫婦の姿が描かれており、物語は周りの人間も巻き込んで誰にも予想できない方向へと進んでいく。

「とても切ないテーマではありますが、東野圭吾先生の原作なので、クライマックスまでどうなるか分からない、ハラハラする見応えのある作品になっています」という、主演・篠原のあいさつで始まったワールドプレミア。

さらに西島も「とても深い、狂気すら帯びる母の愛がテーマの素晴らしい感動作で、ついにワールドプレミアで皆さんに見てもらえることに非常に興奮しています」と喜んだ。

続いて、篠原と西島演じる播磨夫妻の娘の延命治療に協力する技術者・星野役の坂口は「作品を初めて見たときにいろんな感情が自分の中に残ったので、観客の皆さまにもいろんな感情で見てもらえたらうれしいです」とコメント。

そんな星野の恋人・真緒を演じた川栄は「私自身この映画を見て本当号泣してしまって、こんな素晴らしい作品に出演してお芝居をできたことが光栄です」と作品をアピールした。