篠原は、今作の出演オファーをもらった当初は実は出演をためらっていたと告白。
しかし「主人がこんな素晴らしい作品をやらないのは損だよ、と背中を押してくれて、それでもう一度ちゃんと読んでみようと思いました」と、俳優であり夫の市村正親に背中を押されたことがきっかけとなったことを明かした。
さらに、母親である薫子がわが子を守りたいという強い気持ちゆえに常軌を逸した行動を取る衝撃のラストシーンについて、鬼気迫る演技をしていた篠原を、西島は「段取りの段階で号泣していて、撮影も2日くらいこのシーンの撮影をしていたので大丈夫かなと心配だった」と明かす。
続けて「篠原さんをはじめ、現場のみんながすさまじい集中力で、子役の子もカットがかかっても泣きやまないくらいのめりこんでいて…みんなで抱き合いながら、お互い慰めながら撮影していました」とコメント。
薫子の妹・美晴役として現場にいた山口も「薫子の感情の爆発を目の当たりにしていたら途中息ができず、めまいを起こしてしまうくらい大変でした。でもとにかく素晴らしくて、今思い出しても目頭が熱くなります」と、撮影後は自身もぐったりしてしまうほど壮絶な撮影だったことを振り返った。
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