11月9日(金)からIHIステージアラウンド東京で上演される「新感線☆RS『メタルマクベス』disc3」の公開ゲネプロが8日に行われた。
本作は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めて挑んだシェイクスピア作品で、ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化した独特なスタイルになっている。
そんな新感線の人気作が、360°客席が回転する最新鋭の劇場・IHIステージアラウンド東京で12年ぶりに再演。
今回の公演のために宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、さらに主宰のいのうえひでのりが演出にアレンジを加えてdisc1、disc2、disc3と題した3作を連続上演することとなった。
今回、WEBサイト「ザテレビジョン」は公開ゲネプロに潜入。3バージョン連続公演の締めくくりとなり、その中で最も“メタマク経験者”の多いこのdisc3の舞台の魅力を紹介する。
西暦2218年、瓦礫の荒野。
フェンダー国とキブソン国、そして新興勢力のESP国は戦いの火花を散らしていた。
そんな中、ESP国の将軍・ランダムスター(浦井健治)は過酷な戦いを終え、盟友エクスプローラー(橋本じゅん)と共にESP国のレスポール王(ラサール石井)の居城に向かっていた。
そこに3人の魔女(峯村リエ、右近健一、中谷さとみ)が出現。ランダムスターに向かって「マクベス」と呼びかけ、「あなたはマホガニーの領主となり、いずれは王になる」と予言めいた言葉を発する。そして「あなたの知りたいことは全てこのコンパクトディスクの中にある」と1枚のCDを差し出した。
それは1980年代に活躍したヘビーメタルバンド“メタルマクベス”のデビューアルバムで、バンドメンバーのマクベスはランダムスターに、バンクォーはエクスプローラーに、マクダフはESP軍のグレコ(柳下大)にうり二つだった…。
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