浦井健治×長澤まさみ「新感線☆RS『メタルマクベス』disc3」がついに開幕！＜取材会全文リポート＞

IHIステージアラウンド東京で11月9日(金)からついに「新感線☆RS『メタルマクベス』disc3」が上演される。公開初日前日の8日に行われた囲み取材に浦井健治、長澤まさみが登壇。disc3の見どころや意気込みなどを語った。

――いよいよ開幕ですね。

浦井： disc1、disc2からバトンが受け渡された感というのをすごく感じますし、我々のdisc3がいろんな意味で集大成ということを踏まえていのうえ(ひでのり)さんを筆頭にやって来たので、お客様に届けられるように、しっかり伝えていきたいと思います。

長澤：お客さんと一体になって舞台が無事に始まると良いなと願っています。

――劇場が広くて運動量がすごいと思うんですがいかがですか？

長澤：本当に広いんですよ。

浦井：運動会みたいに走り回ってます。スタッフさんみんなも走ってるし、裏動線でもスタンバイの位置まで走ったり、体力勝負だと思いますね。

長澤：私は今回60公演という長い公演は初めての経験なので、なんとか無事に最後まで走りきれたらなという思いと走りきりたいなという思いがあって、今はまだ不安と戦っているという感じです。でもたくさんのお客様が来てくださって、たくさん入ったらまた自分の気持ちも変わってくるのかなと思ってます。

――劇団☆新感線の舞台は浦井さんが3回目、長澤さんが初めてということですが、いのうえさんの演出はいかがですか？

浦井：めちゃめちゃ厳しいですね。夫人とのシーンは本当に千本ノックみたいでした。ランダムスターと夫人の物語なので、2人のシーンはすごいスパルタでやっていただいたんですけど、でも、いのうえさんの目がずっとキラキラしていて、すごく楽しんでらっしゃるのを感じました。こんなに「健治、健治！」と名前を呼んでもらえることもないので、食らいついてきたつもりではあります。

――今回は主役ですが、やはり今までと違いますか？

浦井：全然違います！　ただ、橋本じゅんさんや劇団員の皆さんと共に「disc3を作ろうぜ！」という勢いで作ってきて、そんな中でちょっとへこんでるな、大変だなという時に必ず夫人がクッキーをくれるんですよ。それで「よし、頑張ろう」ってなりました。

長澤：チームワーク良いでよね。

浦井：良いよね、とても良い。

長澤：公演自体も長いですし、見せ場がたくさんある舞台なので個々で頑張らないといけないことも多くて、みんなが動き回ってお芝居しているのですが、目標が一緒なので一丸となってみんなで作り上げていこうという気合いが現場にあったと思います。

――お芝居も大変ですが歌の方はいかがですか？

長澤：私は歌を人前で歌うのが2回目なので…

浦井：めちゃめちゃ上手いですよ。

長澤：いやいやいや！　浦井さんのほうが上手です。

浦井：かっこいいし。

長澤：頑張らなきゃなと。歌の意味もすごいストーリーの中で大事になってくるので、観に来てくださるお客様にちゃんと届くように歌えたら良いなと思っています。