「炎上弁護人」真木よう子『ネットの社会も“人”対“人”ということに気付いた』

2018/12/04 18:15 配信

ドラマ

真木よう子主演ドラマ「炎上弁護人」(NHK総合ほか)の試写会が行われキャスト陣が登壇した

「ネットの社会も人対人」


また、3人はこの作品を通してSNSへの見方が変わったという。真木は「美帆は最初『ネットの向こうは魑魅魍魎(ちみもうりょう)』と言っているけど、ネットの社会も人対人ということに気付いたんです。私も、役に伴って気付いた部分ではあって、得体の知れないものがうごめいているのではなく、人が書いているもの、というのはすごく思いました」と語った。

また、仲は「私自身もSNSをやっているので、炎上という事象は自分の身に近い感覚がありました。楽しくやっていても、もしかしたら誰かが傷ついているのかもしれないと思ったり、いろいろと考えるきっかけになりました」と自身とSNSの関係を考えつつコメントした。

そして、岩田は「SNSは文字でしか伝わらない部分もあるけど、書き込んだ人の気持ちがあって、伝達方法が違えど人の気持ちを伝えられるツールだなと改めて思いました。現代において人と人がしっかり向き合うことの難しさを考えさせられました」としみじみ。

さらに、「普段は取材をしていただく機会が多い仕事ですが、こうして逆の立場になると、一つ一つの質問に対して答えるのも人と人とのやりとりなんだなと感じました。この役をやったことで、人に対して優しくなれた気がします」と語った。

本作は12月12日の夜7時からNHK BS4Kで先行放送。そして、12月15日(土)の夜9時からNHK総合で放送される。

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