――コントとドラマでは、内村さんの演技の違いは感じましたか?
内村さんはあまり変わらないです。芝居を分けて考えていらっしゃらないんじゃないかな。
オイラも、もともと大阪のコント番組から出てきた人間なので、同じタイプなんです。
役作りを特にしないですし、台本に書かれていることはそのまま言うものだと思ってます。棒読みって素敵ですよね。
――今回演じている長次は江戸ことばを使う役ですが、それも苦労なくせりふを言えたんでしょうか。
ちょうど、BS時代劇「小吉の女房」(2019年1月11日[金]スタート毎週金曜夜8:00-8:45、NHK BSプレミアム)で江戸弁を叩き込まれた後だったので、倉持くんのせりふも「ぜんぜん江戸っ子じゃねぇ」と思えるくらいでした。
だから、「大事な」を「でえじな」に直したり、「ひ」を「し」って変えた部分もあって、プロデューサーや監督には「やっぱり古田さん、江戸弁うまいですね」って言われました。
――撮影現場はどのような雰囲気でしたか?
座長の内村さんが穏やかな人だし、そんな内村さんが回しに入っているわけだから、現場は和やかでした。内村さんは誰よりも頑張っています。普通の人だったら、内村さんの現場は「楽しい」と思うはずですよ。
――「普通の人だったら」というのは…。
“ひねくれていない人は”って意味です(笑)。
オイラももちろん楽しいです! そりゃそうですよ。
――演じた中で、お気に入りのシーンはありますか?
内村さん演じる右左エ門は、忍者を辞めて10年、長次はもっと前に辞めているので、2人とも“衰えている”という設定なんです。実際も、屋根裏を走るシーンを撮影して、下りてきたらオイラも内村さんも「ヴヴ…」って言いながらうなだれてて(笑)。
アクションをやってきているので、50代にしては動ける人がそろっているのに、みんなで「ヴヴ…」って言いながら動いているのが面白かったです。
――最後に、今作の見どころを教えてください!
前半は「LIFE!」らしい細かいネタがポンポン入っているんですけど、最後はアクションで無理やり結んでいます(笑)。内村さんや堤さんがめっちゃ必死で戦っているなか、オイラは爆弾をポーンと投げたりしてて、そういうツッコみどころがあるところも、「LIFE!」らしい面白さだと思います。
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