1年間の語りを務め、10月21日放送の第39回からは西郷の息子・西郷菊次郎役として出演した西田敏行。本作で13回目の大河ドラマ出演を果たした西田も、「西郷どん」への特別な思いを語ってくれた。
大河ドラマ「翔ぶが如く」(1990年)では、鈴木と同じく主演で西郷隆盛を演じた西田は、「大河ドラマは長くずっと続いている番組ですので、作品ごとにさまざまな進化をしていきますが、今回の『西郷どん』では、その進化が顕著に表れたのではないかと思います。平成最後の年に作られた大河ドラマが明治維新の物語でしたが、西郷隆盛や大久保利通はこれまで何度もドラマ化されている中、『西郷どん』は今の時代の解釈と思いで作られた、新しい視点の西郷さんと大久保さんだったと思います」と本作を評する。
さらに、「大河ドラマを経験した役者さんは『1年は長かった、大変だった』と皆さんおっしゃいますが、大河ドラマで主役を演じる役者さんは特に大変だったと思います。
ただ、僕の経験上、この達成感は他の現場では味わえない達成感ですので、亮平くんはその達成感を胸に秘めながら、次のステップを踏むための準備をされていると思います」と、大河ドラマで4度の主演を経験した“先輩”としてのアドバイスも言いつつ、「亮平くんの持っている素晴らし いポテンシャルをどんどん発揮して、次なるステップ、また大きなステージを踏んでいただきたいと思います。
亮平くん、私も役者仲間ですので、亮平くんのそのときのお仕事に加えていただけるよう、役をひとつくださいね(笑)」と“おねだり”した。
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