子どもたちに日本語を教えたいと、タイへ旅立つことを決めた聖が、原口(吉田羊)の計らいで、観覧車のある場所へ呼び出される。ひとり観覧車に乗り、ゆっくりと地上を離れていく聖の目に飛び込んできたのは、原口の横で電話を代わる晶の姿!
晶は「今まで僕は、聖ちゃんといると幸せで自分のことしか考えてこなかった。でも今は、聖ちゃんに幸せになってほしい。だからもう会わない」と電話口で誓い、聖の幸せを「ずっと願ってる」と伝えた。
聖も晶に「私を変えてくれた。黒岩くんが力をくれた」と感謝の気持ちを述べ、晶が「聖ちゃん、がんばれーー!!」と叫んで、2人はそれぞれ別の道を歩いていった。
それから5年。
タイで日本語教師になった聖が夕日を撮影していると、後ろに立っていたのはスーツ姿で見違えるほどたくましく成長した晶。晶もまた夕日を撮っていた。それは出会った年に2人で眺めたのと同じ景色であり、見つめ合い幸せそうに笑顔を交わし抱き合うのだった。
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