<試写室>「―QUEEN」シリアスな展開の中に“程よい”コミカルさ…絶妙のバランス

2019/01/10 06:00 配信

ドラマ コラム

2019年が始まって早々、SNSで最も話題になっているのは、何と言っても前澤友作社長の“1人100万円のお年玉”だろう。

「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で主演を務める竹内結子(C)フジテレビ


「貧乏暇なし」を地で行く筆者のような庶民にとっては夢のような話だし、単純にフォロー&リツイートだけでチャンスが得られるのであれば誰も損しないはず。それなのに残念ながら否定的な意見や便乗する輩も出ているとか。

「だって今、そういう時代じゃん? 仕方ない」で片付けるのは簡単だが、そういう100人中100人が味方になり得ない切ない時代だからこそ、秘密裏に世の中を動かす“危機管理のプロ”も必要不可欠だ。

今回はそんな人たちが活躍するドラマを紹介したい。

各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。

今回は、1月10日(木)にスタートする竹内結子主演ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は15分拡大)を取り上げる。

本作は危機管理が専門の弁護士・氷見江(竹内)が、パワハラやセクハラ、名誉毀損などの社会的トラブルやスキャンダルの裏側で、それらを解決に導く姿を描くオリジナルストーリー。

氷見は、右腕的存在の優秀な弁護士・与田知恵(水川あさみ)や、エリートなのに頼りない新人弁護士・藤枝修二(中川大志)、無責任な副所長・鈴木太郎(バカリズム)、謎多き事務員・真野聖子(斉藤由貴)と共に奔走する。