1月6日からスタートした中村勘九郎と阿部サダヲが主演を務める大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に田口トモロヲが出演している。
宮藤官九郎のオリジナル脚本で、日本とオリンピックの歴史を描く本作。田口が演じるのは、1912年に日本で初めてオリンピックに出場することになる前半の主人公・金栗四三(勘九郎)の父・金栗信彦だ。
熊本・玉名の山村で代々、酒蔵を営んでいた信彦は、胃が弱く、床に伏せがち。しかし妻・シエ(宮崎美子)との間には7人の子どもがおり、家計はかなり苦しい状況だった。
1月13日に放送された第2回では、そんな信彦が、きょうだいの中でも特に病弱だった5歳の四三(久野倫太郎)を丈夫にしようと、嘉納治五郎(役所広司)に会いに熊本の街へと向かうシーンが描かれた。
幼い四三が少しだけ成長する様子が繊細に表現されていた同シーン、田口と2人っきりで演技をしていた久野は、熊本で行われたオーディションで抜擢された子役で、演技初挑戦だったという。
そんな久野との撮影を、田口はどのように感じたのか、インタビューで聞いた。
――出演のオファーがあったときにはどのように思いましたか?
宮藤さんの脚本なので、「やらなければ!」と思いました。僕が映画の初監督をした時に、宮藤さんが素敵な脚本を書いてくれたんです。恩を感じていますので、ぜひ出演させていただこうと思いました。
――では、宮藤さんの脚本を読んでみていかがですか。
面白いですね。躍動感があってさすがだと思いました。明治と昭和という時代を縦横無尽に行ったり来たりして、その発想自体が面白いし、構成力がすごい。読んでいてワクワクさせてくれる台本です。
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