<いだてん>生田斗真「とにかく服を着させてほしい!」第3回は天狗倶楽部が再登場

2019/01/14 14:32 配信

ドラマ

「てんてんぐー!」ポーズをバチッと決める生田斗真(C)NHK

1月13日に第2回が放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

本作で、主人公・金栗四三(中村勘九郎)と共に、日本人初のオリンピアンとなる三島弥彦を演じている生田斗真が、弥彦の父祖の地となる鹿児島の霧島市民会館で「大河ドラマ『いだてん』トークリレー in 鹿児島県霧島市」に登壇した。

生田は、トークショーにさきがけ、鹿児島市民文化ホールで開催されていた「平成31年新成人のつどい」(成人式)にも飛び入りで参加。

生田が演じている弥彦の父が、元薩摩藩士で明治政府の高官として活躍した三島通庸という歴史的なつながりが新成人に解説された後、会場に生田がサプライズで登場。生田は、新成人に向けて、“夢を持つことの大切さ”を語った。

その後、霧島市民会館に移動した生田が、トークショーで成人式への“サプライズ訪問”が明かすと、会場に集まった1000人の観客からは「羨ましい!」と歓声があがった。

和やかな雰囲気で始まったトークショー。生田は、スウェーデン・ストックホルムで、実際に1912年のオリンピック会場となったスタジアムで撮影を行ったときを振り返る。

勘九郎とは、海外ロケで食事を一緒にするなど楽しく過ごしたそう。そのせいで、ストックホルム海外ロケ以降に、それ以前の時系列のシーンを撮影したら、「“イチャイチャ”し過ぎてカットされた」という仲良し過ぎる裏話も。

第1回の放送後に大きな話題となった、弥彦も所属するスポーツ同好会「天狗倶楽部」について、生田は「今でいう“パリピ”みたいな存在」と話す。「てんてんぐー!」という動きをパフォーマンスする時には、「満島天狗(満島真之介)がリーダーとして、メンバーの指揮を取ってくれた」と言い、結束も強まっている様子だった。

当時、若者の間で人気だった雑誌「冒険世界」で行われた、「痛快男子十傑」という読者投票企画で運動部門の第1位を獲得するような、“アイドル的”な存在だった弥彦。キャスティングされてどのように感じたのか聞かれた生田は、「まさに自分にピッタリの役!」と答えた。

また、「4年に一回のオリンピックを目指してではなく、4年に10秒のために僕らはトレーニングしている」と短距離走指導にも熱が入っているようで、「今は体感的に走りがかなり速くなった感じがしてならない」と打ち明けた。

「いだてん」の脚本を務めている宮藤官九郎については、宮藤の作品に複数回出演したことのある生田は「なぜか必ず脱がされるんですよ~」とコメント。そんな宮藤に「とにかく服を着させて欲しい!」とリクエストを送り、来場者の爆笑を誘った。

最後には、「鹿児島の皆さんには、先輩に日本人初のオリンピアンがいたことをプライドにして、ぜひ覚えていて欲しい」とアピール。生田が「もう終わり?」とつぶやくほどに大盛り上がりのイベントとなった。