また、河瀬氏に「もっと酔っ払えと言われて大変そうだった」と暴露された石橋も、「もう酔っ払った感覚になっていたのに、怒られ過ぎてどんどん冷めて、真っすぐ歩いちゃってまた怒られて(笑)」とポツリ。
河瀬氏はそんな役者陣の健闘を「そこで弾けた気がする」とたたえた上で、英語とイラン語と日本語が入り乱れていた本作について「映画って国境を超える。世代も超えていく」と手応えを感じた様子。
一方、「棺の中に入れられて火葬場に入ったときは怖くて怖くて。誰かがボタン押したら…と思うと、まさに命懸けでした」と、映らない棺の中までこだわる監督だったとユーモラスに訴えた白川が、第73回毎日映画コンクールで田中絹代賞を受賞したことも報告され、一同で祝う場面も。
さらに河瀬氏からは3月に行われる香港国際映画祭の正式出品作品に選ばれたことも明かされた。
取材・文・撮影=坂戸希和美
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)