“弁護士ドラマ”と聞くと、難しい内容を想像しがちですが、このドラマは「冤罪」をテーマにすることで、誰もが身近に感じられるドラマになってると思いました。
今回僕は、磐梯という外科副部長役を演じさせていただきましたが、彼が巻き込まれる冤罪も、現代の世の中の仕組みに思いがけずして巻き込まれる…という、職業は違えど、働く人達にとってはどこか通じるテーマなのかなと感じました。
今回は医療ミスで窮地に追い込まれてしまう、現場主義の実直な医師を演じさせていただきました。
今までは、そういう人物を追い込む意地悪な病院経営者の役が多かったのですが、今回は新鮮な気持ちで坂口くんと春奈ちゃんコンビに助けてもらいました。
演出家と坂口くんが、いろいろと試行錯誤しながら役を作り上げていく姿が印象深かったです。
悲しいお話に苦しくなり、特に接見室や法廷シーンは心が折れそうになりましたが、坂口さんの透明な美しさと強さに支えられました。
そしてカメラが回っていない時間は、大好きな市川実日子ちゃんとお喋りして大笑いして幸せな時間でした。
川口春奈ちゃんとは互いに「金田一」の美雪役を演じてきましたが、私が演じていた初期のシリーズをものすごく詳しく覚えていてくれて、懐かしい話で盛り上がり時間が足りないくらいでした。
1月26日(土)放送の第2話では、コンビニで起きた強盗致傷事件で、母子家庭で十代のころから札付きのワルだったというアルバイトの青年・十勝岳雄(山田裕貴)が逮捕される。
拓と楓が接見に行くと、岳雄は犯行を否認するが、楓の言葉に腹を立て2人を追い返してしまうのだった。
岳雄の母・睦美(仙道敦子)の依頼で弁護することになった拓は、岳雄が事件発生時刻にいたと主張する近くのガソリンスタンドへ現場調査に向かう。そこで拓は、あるオブジェを気に掛ける。
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