吉本実憂、姉妹役・枝元萌のギャグに辛辣ツッコミ「本当にしょーもない」<ゼブラ>

2019/02/21 18:00 配信

ドラマ

ドラマ撮影後の4人は終始、和気あいあい。息もピッタリ!


吉本実憂が主演を務めるCBCテレビ制作のドラマ「ゼブラ」(全4話)が、dTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信スタートする。本作は、吉本演じる4姉妹の三女・奈央と長女・薫(枝元萌)が暮らす一軒家を舞台に、4姉妹が繰り広げる人間ドラマだ。結婚が決まり実家を出ることになった薫の引越しを手伝うため、次女の康子(松本若菜)、四女の美晴(浅川梨奈)が実家を訪れ、4姉妹が久々に顔を合わせる。そこへ、謎の女や葬儀屋兄弟らが次々と現れ、4人が抱える問題が浮き彫りになっていく、というストーリー。スピンオフドラマもひかりTVチャンネル+で独占配信される。

姉妹役を演じた4人はオンオフともに息ピッタリ! グラビア撮影中に何度も爆笑が起きるほど仲むつまじい4人を直撃した。

劇中ではシリアスな表情が多かったが、取材時は笑顔が弾ける!


撮影現場の4人は本当の姉妹のような空気感


まずは、それぞれが演じた4姉妹の役どころから。

吉本「奈央は、真面目で感情があまり表に出ない、過去のトラウマから男性不振になってしまった女の子です。笑顔はないんですが、でも、決して冷たい女の子ではないっていうところを意識して役作りをしました」

枝元「長女の薫は、ぐーたらで、動かざること山のごとしなんですけど(笑)、やるときはやる。多感な時期に父親が出て行ってたので、母親への執着がすごいのかな?と。長女ならではの甘ったるい感じを出せたらと思い演じました」

浅川「四女の美晴はおなかに子供がいる20歳の女の子。考えてないように見えて家族思いの、愛情深い女の子です。感情のままに生きている、純粋な子というイメージで演じました」

松本「次女の康子は、一番のしっかり者。4人の中で一番早く結婚して、一見幸せそうに見えるんですけど、旦那に対する不満もあったりして…悩みながらも自分なりの理想の家庭を作り上げている女性です」

それぞれに悩みを抱える4姉妹。母親の病状にも心を痛めている。(C)CBCテレビ


実際に3姉妹の三女だという松本は、脚本を読んで4姉妹の関係性に共感する部分が多かったと話す。

松本「私のところも、長女がおっとりしててマイペースで、真ん中が一番しっかり者。で、一番下の私はおっぱっぴーなんですよ(笑)。だから、4姉妹のセリフには共感しかなかったですね。下2人がケンカして、長女が見てるっていう図が私の家でもよくありましたし」

枝元「私は一人っ子だから経験がないんだけど、『ゼブラ』の4姉妹って、友達同士だったら絶対言い合わないようなことを踏み込んで言うじゃん。えげつないなーって思ってたの(笑)。実際の姉妹もそういうことあるの?」

松本「あるある。姉妹だからこそ踏み込んだことが言えるし、姉妹だからこそ、仲直りも早い。そういうところは血がつながっているからこそだと思うし、女ならではの関係性だよね」

枝元「そうなんだろうね。撮影をしながら、姉妹がいたらこんな感じなのかな?って思って、演じるのがすごく楽しかった」

長女の薫はぐーたらで動かざること山のごとしです(枝元萌・写真左から1人目)


松本「(加瀬聡)監督もおっしゃってくれたけど、撮影が進むににつれて姉妹の空気感ができていった感じはあったよね」

吉本「あったー!」

浅川「最後のシーンもすごくやりやすかったですもんね」

枝元「そう! 一番最後のシーンが4人でアルバム見ながらしゃべるシーン、よかったよね」

吉本「うん。やりやすかった」

枝元「決まったセリフはあったけど、それぞれがアドリブで肉付けをしていって」

浅川「しかも、ワンカット撮影でしたしね」

松本「監督が作品をすごく愛していて、ワンシーンワンシーン、しっかりとしたイメージを持って撮影される方なんです。なので、セリフも一言一句でも間違えたら撮り直したり。でも、最後の4人のシーンはほとんど何も言われなくて…」

枝元「初めて言われなかったよね」

松本「ね。監督もこの4人だからこそできあがった空気感っていうものをカメラ越しで感じ取ってくれたんだろうなって思えてうれしかったですね」

枝元「うん。最後にそれができてよかった」

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