この熱演に、脚本を担当する武藤将吾氏も自身のTwitterで「病状が悪化したことで一颯の何気ない一言が刺さるのは脚本以上、画で観てこそだなぁとつくづく」とコメント。
「あいつらの将来を、俺は見届けることができない。でもだからこそ、あいつらには幸せになってもらいたい」と魂の授業を締めくくった柊の思いは、視聴者にも強烈に伝わった。
SNSでは「震える。ただ震える」「すごく心に響く」「教師って大変なんだな」「柊先生の言葉に涙出る」「3年A組で自分の言葉に責任を持てって菅田将暉が教えてくれた」など、柊のメッセージを自分のものとして受け取る視聴者からの声が上がり、演じる菅田に対しても「鳥肌だった」「演技と思えない!」「役の幅が広すぎてすごい人すぎる」と絶賛する声があふれた。
フィリップ役で出演した菅田のデビュー作「仮面ライダーW」(テレビ朝日系)を見ていたファンからの「フィリップのセリフに 『僕は物じゃない!』ってセリフがあったな だから『生徒は物じゃない!』って台詞は本当に熱い」という声も上がっている。
「3年A組―」での熱演で菅田の注目度は今まで以上に高まり、撮影現場でのオフショットがたびたびアップされる本人公式Twitterは17日までに、フォロワー250万人を記録した。
フェイク動画の依頼主が武智だと判明しても、まだ生徒たちの監禁状態は続く。「なんで解放してくれないの?」という宇佐美香帆(川栄李奈)に、学級委員の茅野さくら(永野芽郁)は「まだ、続きがある…」と意味深につぶやいた。
気になる次回、第8回は2月24日に放送する。警察で取り調べを受ける武智は、無実を訴え呟く。「僕は何も悪くない…」。しかし、既に世間ではSNSの人間によって解析された武智の殺人疑惑の証拠となる動画が拡散され、武智の悪事を暴いたものたちの勝利宣言で溢れかえっていた。
ついに澪奈の死の原因となったフェイク動画の真相にたどり着いたと思う3年A組の生徒たちは未だ解放されない理由を柊に問う。すると柊は、澪奈の死の原因はこれがすべてではないと告げ、むしろこれからが「本番」であると突きつける。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)