“朝ドラ”の方に一足早く「麒麟」がきてしまいました。演じさせていただく「下山さん」という方はいつも温厚で、何かトラブルがあっても温かく包み込もうとするお鍋でいうところの「おだし」のような存在です。
自分自身もコンビ名のごとく草食系の人間であり、口げんかすらできず迷った時は「面白い」という方を選んできたので、等身大で演じさせていただいております。
不安もあったのですが、すごい共演者の方に囲まれ、最高のスタッフさんに支えていただき、今では撮影が楽しみで仕方ありません。「なつぞら」の放送を首を長くして待っていてください。
去年からさまざまな媒体で「今後の夢は?」という質問に対し、「ズバリ“朝ドラ”です!」と答えてはいたのですが、まさかこれほど早く実現するとは光栄の至りです!
現場では「真田丸」(2016年)でお世話になったスタッフさんも多く、初めての“朝ドラ”のわりにはずうずうしくも久々に訪れた親戚の家のようにリラックスさせていただいてます(笑)。
見た目も含めかなりインパクトのある役としてやらせていただいています! どうぞお楽しみに!
これまで連続テレビ小説には、数回ゲストとして出演させていただいたことはありましたが、今回のように準レギュラーとしての出演はとても光栄なことです。
また、広瀬すずさんは好きな女優さんでしたから、共演できると知りうれしく思いました。ご期待ください!
初めて“朝ドラ”に出演したのは1984年。「心はいつもラムネ色」(1984年10月~1985年3月)でエンタツ・アチャコのアチャコを演じ、その後の「はね駒」(1986年4月~10月)以来久しぶりのご縁が朝ドラ100作目。このすばらしい節目の作品に参加できることを大変うれしく光栄に思っております。
今回の役どころは、現代日本が世界に誇れるカルチャー、日本アニメの仕掛人。主人公なつの人生にも大きく影響を与えます。どのような化学反応が起こるのか、今から楽しみでなりません。
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