“メガネ王子”塩野瑛久「(片寄)涼太は男気のある優しい男」【プリレジェ連載】

2019/03/03 08:00 配信

映画 インタビュー

映画「PRINCE OF LEGEND」に出演する塩野瑛久撮影=諸井純二


映画「PRINCE OF LEGEND」が3/21(木)に公開! 朱雀奏(片寄涼太)の第一側近の久遠誠一郎は、知識豊富で、“歩くWikipedia”と呼ばれるメガネ王子。知的でクールな久遠を演じた塩野瑛久にインタビュー!

―塩野さんは奏の第一側近・久遠誠一郎をどのように演じようと考えましたか?

「誠一郎は奏のことを小さいころから近くで見てきた男なので、2人の距離感や奏に対するリスペクトを大切にしながら演じました。あと、普段の誠一郎はクールでキリッとしているのに、奏のことになるとムキになってしまうところがあるので、熱い部分とクールな部分のメリハリをつけるようにしていましたね」

―仕草や言葉遣いなど気を付けていたことはありますか?

「最初は自分の中で、誠一郎はメガネキャラクターだけどメガネを触るくせをあえてつけなくてもいいのかなと考えていたんです。でも、この作品はそれぞれの王子が濃いキャラクターを持っていて、その対比が物語を面白くさせるんだと思って、誠一郎のキャラクターを分かりやすくするためにも、メガネを触るくせを取り入れることにしました。あと、スマホをいじるときって首が下向きになりがちになるので、撮影中はプライベートの時も、スマホを顔の正面に持ってきて、あごを上げる姿勢に矯正するようにしていました。僕、役によっていろいろ変わるんですよ。不良を演じるときはガニ股で歩いていたし、誠一郎を演じるときは美的要素を気にしてたし。誠一郎の必需品が爪磨きっていう設定だったから、爪もよく見てましたね」

―塩野さんと飯島さんは共演経験がありますが、片寄涼太さんとは初共演ですね。

「寛騎と僕は同じ事務所ですけど、これまでそんなに共演の機会がなくて。今回の撮影のおかげで密な関係になりました(笑)。僕は自分の感情も含めて、理論でまとめて言葉にして相手に言うタイプだけど、寛騎は芯に持っているものは熱いけれど、それをあまり言葉にしないタイプ。純粋で、無垢で、天真爛漫。人にイヤな思いをさせないイイやつです。話しているとテンションが急に100になったり、急にゼロになったりするので猪突猛進タイプかも!? 寛騎を観察しているとスイッチのオンオフが急に入るな~って。見ていて楽しいです(笑)」