また、ゲームパートと現実世界がミックスされる映画の構成について、吉田は「それがみそで、面白い。実際にいる岩本暁というお父さんと、ゲームの中の(暁がプレーする)インディというキャラクターを全然変えられるのはやりがいがある」と語り、坂口も「普段、お父さんは寡黙だけど、ゲームの中でお父さんが嬉々としてプレーしているインディという姿がすごく面白い。僕の(ゲームの中の)マイディーというキャラクターはアキラ本人とリンクしているけれど、『これって本当にお父さんなんだよな?』っていうのを見ながら芝居をするのはすごく面白い。見てても笑っちゃう」と、暁の存在が作品の見どころになっていることを語った。
最後に、「ファイナルファンタジーXIVというゲームは本当に面白い。その面白さをどう映像で伝えていくかということと、アキオと暁の人間関係をどう描いていくかがすごくつながっている。ここ(会場)にいる“XIV”のプロフェッショナルの方たちの思いに負けないような面白い作品を作っていきたい」(坂口)、「少年時代のアキオと高校生になったアキオのシーンを撮っていて、大人になったアキオを見て少し涙ぐんでしまった。面白いところもたくさんあるが、出演者が泣いているくらいだから、最後は感動で皆さんに涙を流していただける作品になっていると思う。現場で演じている私たちが言うので間違いない」(吉田)と、それぞれアピールし、会見を締めくくった。
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