風吹ジュン、バトンを受け取る清野菜名は「私の好きなタイプ(笑)」<やすらぎの刻~道>

2019/04/15 07:00 配信

ドラマ インタビュー

栄(石坂浩二)は、マロ(ミッキー・カーチス)らと誕生日をいつまで祝うか考える(C)テレビ朝日


どんどんきれいになられていく


――「やすらぎ」パートでは夫婦役となる石坂さんと再会していかがでしたか?

石坂さんはずっとお変わりなくて、現場を和ませるのが本当にお上手。精神的なストレスが一切ないし、芝居も柔軟に受け止めてくださる。石坂さんとご一緒する空間はホッとします。

実況中継ができるくらい、見えるもの全てを言葉にされるので、それがまた楽しいんです。

――これまでの撮影で印象的だったエピソードはありますか?

「やすらぎ」パートでの八千草さんのシーンを撮影するとき、清野さんたちとみんなで見学しに行きました。サブでモニターを見ていたのですが、八千草さんがどんどんきれいになられていくんです。

本当にきれいで、私もあんなふうになりたいなとつくづく思いました。役者はやっぱり演技をしている時が一番幸せで、もちろん見ている時も楽しいのですが、輝かれていくんです。

時間の経過で疲れていくのではなくて、光っていく。不思議な体験でした。いいものを見させていただいたという感謝の気持ちもあるので、八千草さんにも楽しんでいただけるよう、私も頑張らなきゃとあらためて思いました

――では最後に、読者にメッセージをお願いします。

この物語のスタートダッシュをかけるのは加賀(まりこ)さんと浅丘(ルリ子)さんです。お二人の掛け合いにも目が離せないので見逃さないように、そして、話の展開をしっかり追って最後まで見届けていただけるとうれしいです。