<試写室>「未解決の女」凸凹バディから“相棒”へ…平成最後のミステリーを満喫

2019/04/28 07:00 配信

ドラマ コラム

波瑠主演「未解決の女」がドラマスペシャルで復活!(C)テレビ朝日


4月28日(日)に、波瑠が主演を務めるドラマスペシャル「未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)が放送される。

2018年4月期に連続ドラマとして放送された「未解決の女 警視庁文書捜査官」初のスペシャルとなる本作は、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査するミステリー。

東京と京都を股にかけ、同じ漢字が3つ連なる“品字様”の文字が鍵となる平成最後の未解決事件に挑む姿を描く。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、完成DVDを事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

あらすじを紹介!




朋はある日、理沙と主任の草加(遠藤憲一)と共に京都府警を訪ねる。実は3日前、京都市内で喫茶店経営者・武村勇介(河相我聞)の遺体とともに、「男」という漢字が3つ連なる赤インク文字が発見されるという異様な事件が発生していた。

くしくも、5年前に東京都内でもIT業界の人間が2人相次いで殺され、それぞれの現場に「蟲」と「品」いう赤インク文字が残されていたが、いずれも未解決のまま時が流れていた。

事件現場に残された同じ漢字が3つ連なる“品字様”の文字。朋と理沙はこの奇妙な共通点に注目し、5年の時を経て同一人物が犯行を再開した可能性を主張する。

だが、上司である古賀(沢村一樹)からは「こじつけだ」と一蹴され、京都府警の捜査一課刑事・国木田哲夫(谷原章介)からも文書捜査に対する懐疑心を丸出しにされてしまう。それでもめげずに3つの事件をつなぐ“真実の欠片”を探し出そうと奮起する朋と理沙だが、被害者3人の接点すら見つからず、捜査は難航する。

その矢先、武村の過去を洗い直した国木田は、彼が4~5年前まで東京の最大手ソフトウェア企業・Wテクノスで働いていたという情報を入手。さらに、武村が殺される2日前に、Wテクノスの社長・涌井徹(中村俊介)と会っていたことも判明する。

さらなる手掛かりを求め、朋は国木田と共にWテクノスへ。ところが、応対した社長秘書・米須雅人(武田真治)から門前払いを食らってしまう。そんな中、都内で新たな殺人事件が発生。現場に残された赤インクの品字様を見た理沙は、にわかに目の色を変える――。