橋爪功が語る倉本聰の魅力「倉本さんの脚本には“よどみ”がない」<やすらぎの刻~道>

2019/04/29 06:00 配信

ドラマ インタビュー

「やすらぎの刻」では「ついてない…」が口癖の“ロク”こと、水沼六郎を演じる橋爪功(C)テレビ朝日

帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)は、倉本聰がつむぐシニア世代に向けた新しい形の連続ドラマ。

本作では、2017年に放送された「やすらぎの郷」のその後を描くとともに、主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」が映像化されていく。

今回、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」の新たな入居者で、“ロク”の愛称で親しまれている水沼六郎と、「道」パートでは風間俊介が青年期を演じる根来公平の晩年の二役を務める橋爪功にインタビューを実施。本作の魅力や共演者とのエピソード、演技についての心構えなどを語ってもらった。

――倉本聰さんが書かれる脚本について、どのような印象をお持ちですか?

今回も、5000枚以上の脚本がすでに出来上がっていると聞いて、それだけの文量をよくお書きになられるなと心底驚きました。

読ませていただいて感じるのは、倉本さんの脚本には“よどみ”がないということです。

長いせりふでも、スーっと入ってくる文章なので、本当に素晴らしい才能ですね。これだけの脚本を書かれるわけですから、筆が止まってしまう時もあると思うのですが、そのような時はどうしていらっしゃるのか興味があります。