“鉄道ファン”福澤朗、愛する鉄道に対し「親戚のおじさんみたいな感覚」

2019/06/03 12:00 配信

バラエティー インタビュー

「第1回鉄道グッズ鑑定大会」を開催(C)テレビ東京


仮面ライダーカードを捨ててしまい…


――続いて番組全体について。福澤さんは「鑑定団」のMCに就任して3年がたちましたが、普段の収録の雰囲気を教えてください。

台本もなくアドリブトークなので、いい刺激になって、楽しいです。今田耕司さんと片渕茜アナウンサーとは打ち合わせもしていません。

なので、オープニングで今田さんが話を始めて「このネタで来たか」と、僕はそれに乗っかっています。

以前フリートークで10分ほど話して、その後登場するゲストの方に「長い」と言われたこともありました(笑)。ですが、スタジオを温めるという点において、大切だと思っています。

――福澤さんが収集しているものはありますか?

鉄道グッズでは番組に依頼できるほどの品は持っていないです。昔、仮面ライダーカードをたくさん集めていました。ただ中学に入る時に捨ててしまったんですけど、以前番組に仮面ライダーカードが出てきて、かなりの値段がついていました。シーツの端をかむほど悔しい思いをしました(笑)。

それ以降、息子に「箱もきちんと保存しておくように」と教えています。

貴重なお宝で言うと、長嶋茂雄さんが背番号33で、監督をしていた頃のサイン入りジャンパーを頂きました。

あと、やなせたかし先生が描かれた「アンパンマン」のイラストとサイン。他にも、とんねるずのバラエティー番組で誕生した憲太郎画伯こと木梨憲武さんが、初めてパソコンを使って書いた絵画を持っています。

――福澤さん自身は、お宝を見極める力はつきましたか?

今のところ真贋(しんがん)の目はないです。番組の流れ的に「これは本物だ」「こうきたら偽物かな?」という読みはできるのですが、その裏をかくのもスタッフなので、そういった部分での戦いもあります(笑)。

僕らも鑑定結果を知らないので、あれこれ言っていますが、解説を聞くと納得するので、鑑定士の皆さんのお力はすごいなと感じます。