“引きこもり侍”星野源、逃亡するも家臣に連れ戻されてしまう…

2019/06/07 12:00 配信

映画

映画「引っ越し大名!」ストーリー


星野源演じる春之介は引きこもり侍(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会


姫路藩の書庫番、片桐春之介(星野源)は、人と話すのが苦手でいつも書庫にこもりっきり、周囲から「かたつむり」とあだ名で呼ばれている引きこもり侍。

あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府から国替え(引っ越し)を言い渡される。

行先は遠く離れた豊後(大分県)の日田。全ての藩士とその家族全員で1万人の引っ越しという、参勤交代をはるかに上回る費用と労力が必要な一大事業だ。これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。

お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。国替えの減封による人減らし。無理難題とも言える大役におじけづく春之介だったが、幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)の説得もあり、嫌々引き受ける羽目になる。

しかし、引っ越しの経験がない春之介は、どこから手をつけて良いか見当がつかない。

そこで、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして源右衛門たち仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて引っ越しの準備が始まる。

果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのか。