――ポチママはこれまで桜井さんが演じてきた役柄とは系統が違いますね?
全然違いますね。近い役もなかったのですごく新鮮でした。私の役もですし、作品の世界観自体がこれまでにない感じで。すべてに置いてスペースがあるというか。そもそもワンちゃんありきの作品ですので、とにかく新鮮でした。
――これまでにない役柄ということですが、オファーが来た時は?
こういう役柄をやらせていただけるんだといううれしさがありつつ、果たして大丈夫だろうかと心配でもありました。これまで、割とキツイイメージのものが多くて。
でもポチママは、コミュニケーション障害的なところもありますが、どちらかというと柔らかい、トゲのないキャラクターですから。
ただ綾部真弥監督が、桜井さんのそういう部分をすごく見てみたいんだよねとおっしゃってくださったんです。あとは衣装やワンちゃんにも助けられながら、結果成立したかなと思っています。
――ワンちゃんがいる現場は大変そうだとは思いませんでしたか?
思いました。ワンちゃん待ちとかあるんだろうなと思っていたのですが、どのワンちゃんもプロなので、ワンちゃんNGのようなものは、ほぼほぼありませんでした。
むしろ渋川さん、大西さん、石本さんのせりふの量がとにかく膨大なので、それが大変そうだなと。そんな中で、ワンちゃんは癒やしでした。
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