吉田鋼太郎、佐藤健を苦しめるモンスターの“ボス”ゲマに!<映画「ドラゴンクエスト―」>

2019/06/07 19:42 配信

映画

映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で古田新太、吉田鋼太郎、井浦新が担当する魔物が発表された(C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会 (C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

ブオーン役:古田新太


そいつが現れたのは大学の時だった。4回生の先輩の部屋にしか、それは無かった。ファミコンだ、そしてソフトは当然「ドラゴンクエスト」だ。何せそこにしかないものだから、みんな入り浸った。

何人もが来て、勝手にプレイしてセーブしていく。「ふっかつのじゅもん」だ。みんながメモに書いて壁に貼っていく。無数の「ふっかつのじゅもん」がびっしりと貼られた壁、すぐにどれが自分のか分からなくなった。

今でも、おいらたちは栄養ドリンクのことを「聖水」と呼んでいる。

【ブオーン】とは、フローラが住む町・サラボナの平和を脅かしている、3つ目の巨大モンスター。ブオーンを討伐した者は、フローラと結婚ができる…!?

ゲマ役:吉田鋼太郎


ドラゴンクエストの思い出と言えば、やはり初期の作品ですね。復活の呪文の一文字の写し間違いで復活できなかったつらさは、筆舌に尽くしがたいです。

ドラゴンクエストとは青年時代からの長い付き合いで、まさか自分が登場人物になれるとは思っていなかったので、今作へ参加することが出来て幸せです。

重要なボスキャラ・ゲマ役なのでプレッシャーがすごかったです。今でも、ああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔しきりです。

【ゲマ】とは、主人公リュカの母・マーサをさらい、父・パパスの命を奪った宿敵。世界を絶望の闇に包みこんでいる光りの教団の使途。

ミルドラース役:井浦新


小学生のころ、「DQI」から始まった大冒険。シリーズを重ねるごとに毎回魅了されてきました。

高3の時に夢中になってプレイしたDQVの世界を下敷きにし、作られたこの作品に参加させていただき、自分の声が吹き込まれたキャラクターが動き出すなんて、直撃世代としては言葉で表しきれないほどの幸せを感じています。

「ユア・ストーリー」が、DQの真骨頂である勇気と好奇心を、どのような表現で魅せてくれるのか、演じたキャラクターはいったいどんな仕上がりになっているのか、DQファンの1人として映画館で楽しみたいと思っています。

【ミルドラース】とは、そのすべてが謎に包まれている、最恐の魔王。