――共演されての印象を教えてください。
今回、ほとんど会話のない親子の役だったので、直に言葉を交わしたのは本当に二言三言だったんです。でも、すごくがっつりお芝居をさせていただいた感覚があって。もちろん、セリフだけが芝居じゃないというのはわかっていますが、今回は言葉のないところでたくさんお芝居をさせていただいたんだなぁと。すごく濃密な時間でしたね。
――今回の映画ではオンラインゲームの「ファイナルファンタジーXIV」が題材になっていますが、坂口さんと「ファイナルファンタジー」の出会いは?
保育園ぐらいのときですかね。僕が一番やったのは「Ⅶ」で、それぞれのキャラクターに家族の名前をつけていたんです。そうしたら母親の名前をつけていたエアリスというキャラが途中で死んでしまって、大泣きしたのを覚えています(笑)。
――坂口さんが演じられたアキオは、マイディーという女性のキャラクターを使ってプレーしていますが、もし坂口さんがキャラクターを作るならどういうものにしますか?
僕はいつも自分とかけ離れたものを作ります。この映画のゲーム内に出てくる“きりんちゃん”みたいに小さくてかわいい系のキャラクターで、基本的はいつも男の子ですね。前にやっていたときは、銀のリーゼントにしてました。
――劇中ではきりんちゃんが語尾に“ぴょん”をつけて話すのを、お父さんのゲーム内キャラのインディが真似するシーンが出てきますが、普段なら絶対に言わない言葉を使ったりすることは?
ありますね。僕の場合は“ごわす”かな(笑)。でも、だいたいふざけた会話をしていることが多いですね。
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