警察官の役は何度かやらせていただく機会があったのですが、警察学校に入って警察官を志す役というのは今回初めてで、とてもやりがいを感じています。
監督やプロデューサーの方たちとお話して、警察官という仕事がどれだけ厳しいのかを伝えるポジションが平田であると言っていただいたので、それを伝えられるように取り組んでいきたいと思っています。
平田は物事を深く掘り下げて捉える事ができず、周りの気持ちや人に対する感情も著しく欠けています。自分の意志や人格が形成されないまま歳を重ね、親の敷かれたレールをそのまま歩んで学校に入るという役ではありますが、必死に取り組んでいる平田を通じて警察官の厳しさが伝わればいいなと思っています。
木村さんは初めてお会いした顔合わせの時から常に僕たちの前では風間教官としていてくださっています。今回の作品に対する思い、向き合い方、現場でのたたずまいを間近で見させていただき、深く感銘を受けました。
常に心地よい緊張感があり「撮影現場はやはりこうじゃないと」と日々感じています。この作品は警察学校の中のいろんなキャラクターが色濃く描かれていて、国を守る人たちの思いを大切に描いている作品だと思うので、生徒たちの奮闘する姿を見ていろいろなことを感じていただければと思います。
警察学校について知らないことが多く、今回訓練に参加して驚くことがたくさんありました。厳しい環境の中で葛藤や成長をしていく0様を沙織なりに表現できたらと思います。
木村拓哉さんとは初めてご一緒させていただきます。風間教官は厳しさの中に深い愛があって、そんなところが木村さんご自身と重なるなぁと感じました。怖そうな見た目や雰囲気に反して実はきっと一番優しい、そんな風間教官の元で生徒を演じられる事をうれしく思います。
夏の暑い時期の撮影にはなりますが、皆さんと力を合わせながら最後まで努めたいと思います!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)