僕の演じる南原は、動物に例えるとカメレオンのような人物で、環境や相手に合わせて集団に溶け込むのがうまい。一見、警察学校にも向いている南原にも譲れない何かがあって…。そこを大事に演じられたらと思います。
物心ついた頃には木村さんは第一線で活躍されていました。僕の中では大スターです。そんな木村さん演じる冷徹な風間教官がどんな人物になるのか、それを誰よりも間近で体感できることにワクワクしています。そして僕自身も、木村さんに負けないよう必死に食らいついていこうと思います。
「教場」への出演のお話をいただいた時はまず“よっしゃ!”と思いました。どんなことがあっても挑戦したい作品でした。警察学校のお話は初めてで未知の世界ですし、警察官には自分がなれないからこその憧れがあって、その世界を味わえるというのはとても楽しみでした。
私は元レスリング選手だったという役なので、レスリングといえば吉田沙保里選手が浮かんでいて、あんなふうにいろいろな“強さ”を持っている人でいたいなと思いました。
クランクイン前の訓練はめちゃくちゃ厳しかったです。常に集中していましたし、厳しさに震えることもありました。でも、そこに負けない精神力を鍛えられているような気がして、心地よい緊張感でした。
木村さんは常に“教官”です。現場でも“教官”のようにいろいろ教えてくださいますし、行動や役との向き合い方、話をしてくださる目や距離感も常に皆さんのことを考えてくださっていると感じます。作品を良くしようという思い以上にスタッフの方々や生徒たちに愛情をもって接してくださっているなと思いました。
現場で自分が役としてどう動かされていくのかとても楽しみです。撮影をしていく中でさらに精神を鍛えて、もっともっと強くなって成長して、皆さんに良いものをお届けできればと思っております。楽しみにしていてください。
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