放送中の大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の新キャストが発表され、仲野太賀、中村七之助の出演が明らかとなった。
本作は、宮藤官九郎が脚本を務め、中村勘九郎と阿部サダヲのダブル主演で描く日本のスポーツの歴史物語。
6月30日(日)より阿部が主演を務める第2部がスタートする。
仲野が演じるのは、第1部の主人公である金栗四三(勘九郎)の弟子であるマラソン選手・小松勝。
仲野は、「『いだてん―』の制作が発表されたその日から、出演をずっと熱望していました。念願かない、大変うれしく思っています」と出演への喜びを語る。
そして、「人の意志は受け継がれ、それは時代をつなぎ、愛に溢れている。宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本を読むたび、この壮大な人間賛歌に胸を打たれまくっています。『いだてん―』という長いレースで、これまでたくさんの方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきたたすきを次の人へとつなぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います」と役柄のマラソン選手らしく意気込んだ。
昭和の大名人である落語家・三遊亭圓生を演じるのは七之助。
「宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品に出演は決まりうれしいです」とコメントを寄せる。
また、名人・圓生を演じることについては、「これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古しています」と明かす。
そして、「『いだてん―』はまさに“宮藤ワールド”! 出演している方々も素晴らしく、すべてがそろった作品なので、自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています」と語った。
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