「このドラマをやろうと思った一つの大きなきっかけが、“1940年に東京にオリンピックが来る予定だった”ということで、意外とみんな知らなかったりするんですよね」と明かす宮藤。
そして、「そこに新聞記者として、なおかつ体協の人として存在していた田畑さんが受けた心の傷やもどかしい気持ちを、最終的に1964年に持っていくというのは、すごくまじめな役なんですけれど、さすがに田畑さんを演じているのが阿部くんなので、暗いだけにはならないんですよ。これからむしろ本領発揮という感じです」と今後の見どころをアピール。
阿部は、「来年オリンピックが来ますが、皆さんどうやって招致されるかなどの裏方のことは分からないのではと思うので、そういうところを見ていただきたいです。来年と重なるところもあるので、『こういうことがあって今があるんだな』というのを、ぜひ見てほしいと思います」と語った。
さらに宮藤は、「田畑さん(が主人公)の第二部に入りましたけど、金栗(中村勘九郎)さんもちょこちょこ出てくるんですよ。主役だった人が途中から脇役になるという新しいパターンです。第1回や途中に少しだけ出ていた都知事(東龍太郎役)の松重豊さんや、(日本オリンピック委員会常任委員・岩田幸彰役の)松坂桃李くんが後半は中心になっていきます。ずっとオリンピックという軸で50年の歴史を描いているので、最後まで見届けていただきたいなと思います」とコメントし、イベントを締めくくった。
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